ラピスラズリ
( Lapislazuli )
群青色の空に無数の星がきらめくようなラピスラズリは、夜に旅する者の道しるべを象徴するといわれ、
古代エジプトやメソポタミアでは、冥界を旅する者のお守りとして崇められていたようです。
メソポタミアの神話でも、美と豊穣の女神・イシュタルが、冥界に赴く際に護符として身につけていたといわれています。
エジプトでは「天空と冥界の神・オシリスの石」とされ、普遍的な真理を象徴する最高の力を秘めた護符として、
ミイラや墳墓の副葬品として用いられました。
中でもツタンカーメンの墓からは、棺や副葬品に使われた、おびただしい量のラピスラズリが発見されています。
有名な黄金のマスクも、目のまわりなどの青い部分はラピスラズリでできています。
「天然石・ジュエリー辞典」(中央宝石研究所監修)より 転載
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